上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Mさん、コメントありがとうございました。
去年、高3の4月に「大学行こうかな」と言い出したときに、何となく予感はありました。
息子なりにいろいろなことを考えていたのだと思います。
これまでそうであったように、これからも応援していこうと思っています。
スポンサーサイト
1試合目、ピッチャー、5番で出場。
最終回2アウトまで投げて、エースと交代しました。
遅いストレートとチェンジアップが効率よく機能して0点に抑えることができました。
バッティングの方は4打数3安打。左利きには有利なグラウンドで、ライトオーバーがランニングホームランのような形になりました。(レフトにしかフェンスがない)
あさ、娘に投球練習をつきあってもらったのですが、そのときはうまくいったライズやカーブが本番では全然だめでした。
本番に強いつもりでいたのですが、そうではなかったようです。
ってゆーか、明らかな練習不足です。それ以前に運動不足です。
2試合目、2回までというお約束でピッチャー、5番で出場。
審判との相性は悪いのに、相手バッターとの相性は良かったらしく(バッターにとって!)火だるま状態で4点も献上してしまいました。
代わったエースのできが素晴らしく良くて、1点だけで押さえ込んでくれました。
打線の方はなぜか吸い込まれるように正面をついてしまい、1試合目の3分の1しか得点できませんでした。
1点差で迎えた最終回ウラの攻撃、ランナーを二人出しながら3番バッターのセンターフライでゲームセット。
4番、5番が2試合目は10割だっただけに、残念でありました。
全身筋肉痛です。
監督ではなく、自分が選手で。
PTAのレクリエーションかと思いきや割と本気のソフトです。
練習はずっと雨で流れていたので明日いきなりの試合となりました。
活躍は他の皆さんに任せて、けがをしないように気をつけたいと思います。
昔読んだマンガの原作にあたる小説です。
娘が読書感想文を書くというので、読んでみました。
重たいけれど、感動できる本です。
麒麟の田村裕さんの自伝的小説。
当時もの凄く売れて話題になった本ですが、それ故に敬遠して未読のままでした。
次女が夏休みの宿題(読書感想文)で読んでいたため、どんなものかと思って読んでみました。
おもしろい。
差し押さえになった家の前で、子どもたちを前に「解散!」はどうかとまともに考えればつっこもどころ満載なのでしょうが、ぐいぐい物語に引き込まれていきました。
田んぼに逆さまに刺さってしまったお姉さんのエピソードでは、笑いが止まりませんでした。
感情移入するべき人物がとんでもないことになっていく、そんなお約束観のあった乾くるみ作品でしたが、本作ではかろうじて主人公? についてはその禍を逃れたような気がします。
代わりに、というか、トーマスがひどいことになっていますが。
まさかの夢落ち?! と思わしながらしっかりと落としどころを用意しているのが乾マジック炸裂といったところでしょうか。
スーパー中学生4人の中で、関西のテ天才君の扱いが地味に涙を誘います。
それにしても、作者は毎回手を変え品を変えトリックというか落としどころに工夫を凝らしています。
文章表現上の甘さがあるため、素人っぽさが抜けきらず、そのことが帰って危うさというか不安定な予測不可能状況を醸し出していて、おもしろさを加速させています。
未来世界描写がも少し欲しいと思いました。
それっぽい未来テクノロジーのアイディアがあれ以上浮かばなかったのでしょうか。
残念。
嵌まってしまいました。
乾くるみ作品4つめです。
これが氏のデビュー作だとか。
「イニシエーションラブ」「リピート」「セカンド ラブ」とはかなり違った趣の作品でした。
伝奇というか、SFっぽさ満載のストーリーでした。
女性観というか、恋愛観みたいなものに特殊なものを感じます。
なんていうか、ノーマルではないような、偏ったもの。
YYの発想や、蛇みたいなビジュアル、ラストの「意外な」結末… プロっぽくない展開でありながら初々しい力を感じました。
それにしても、この作家、ことごとく感情移入死そうなキャラを手玉に取っています。
読者として、いじられてる感が半端ない気がします。
救いのない結末の後の暗い展望yということで心に沁みいりました。
乾くるみ体験3作目です。
腰巻きのあおり文句、こちらが「イニシエーションラブ」の衝撃再び、だったかも知れません。
「リピート」は、「イニシエーションラブ」より驚けます、だったかも。
「イニシエーションラブ」が叙述トリック、「リピート」がタイムトラベル的SFであるのに対して、ゆるいミステリ+オカルト要素といった感じでしょうか。
なるほど、最後まで読むと冒頭のプロローグが理解できる仕組みになっています。
乾くるみおにおいては、ミステリとかSFとか、そういったくくりは全く無用で、何でもありの作家と言うしかないような気がしてきました。
どんな仕掛けがるんだろう、と期待しながら読んでいるので、必要以上に勘ぐってしまった感があります。
見え見えのトリックなのに、思惑とは違うところに「目玉」があって、やられた観が漂います。
それにしても、どうしてこうも男子受難の展開に突き進んでいくのでしょうか。
イニシエーションラブの衝撃再び。
まさか。と思いつつ読みました。
2度読みはありませんでしたが、それなりの衝撃はありました。
え? ホントなの? 的な半信半疑気分は主人公と同じ気分でありました。
設定は他の作者の別の作品でお馴染みではあったものの、性懲りも無く引きつけられてしまいます。
タイムリープものは一種のロマンでもあります。
今作の設定は、思わず自分だったらと一生懸命考えてしまうおもしろさがありました。
主人公に感情移入しながらもどこか違和感があるのはなぜだろうか、と?マークを点滅させながら読みました。
おそらく、倫理観というか、あそれはだめだろう的な言動を捕ってしまったとき、読者として主人公に寄り添うことができなくなってしまいながらも未練がのこってしまう、そんなストーリー展開が絶妙なのだと思います。
作者は、ストーリーやトリックに重きを置いて作品を構成しているような気がします。だから、人物への感情移入をしないで、あくまでも分析的に読むべき作品であると言えるのかも知れません。……が、やっぱり登場人物委の誰かに感情移入してしまうのはサガなのでしょうか。
続編を期待してしまうようなラストでした。
「腰巻き」に偽りなし。
やられました。本当に2度読み返してしまいました。
違和感はあったものの、初乾くるみということもあって、気付きませんでした。やられました。
2度目は読みながら雑にメモを取ったりなんかしました。
ある程度読み進めたところでふと思いついてネットで検索してみました。
ありました。すでに、時系列順にエピソードをまとめた人が居て、分かり易くしてくれていました。
ショックだったのは、何となく寄り添って読んでいた人物ががらりとその趣を変えてしまったことでした。
あ、書名がまだでした。
「イニシエーションラブ」
作者乾くるみの名前を知らしめた作品だそうです。
職場の某女史に勧めてみました。
「読みましたよ。2度。」
「でしょう?」
「ちょっと悔しいかも、です。」